マガジンのカバー画像

私の図書館しごと

13
中の人の仕事について、各担当が思いの丈を綴ります。note限定公開中です!
運営しているクリエイター

2020年10月の記事一覧

憧れの企画

わたしの仕事は資料の発注や予算管理、業者対応、シフトなど人員や消耗品の在庫管理などが主としたものです。本来ならば、イベントなどを企画することはない立場なのですが、憧れの企画があり、やらせてもらっているものがあります。 それは、野外上映会です。 コロナ禍の今、巷ではキャンプが流行っていると聞きます。わたしも大いに賛同します。 キャンプはしませんが、よくピクニックをします。芝生のある公園でレジャーシートを広げて食事をしたりゴロンと寝転んだり読書をしたり。屋外で柔らかな陽と風

展示、されど展示

稲城市には6つの図書館があり、そのうち私が勤務している稲城市立中央図書館の休館日は、毎月第四月曜日(第四月曜日が祝日の時は翌日の火曜日)の一日のみです。 この休館日こそ、「お休み」とは程遠く、日ごろ交代勤務を行っているスタッフが一堂に会する日であり、ご来館者がない日しかできないことをするべく、朝から時間刻みのスケジュールが組まれる、ひと月で一番慌ただしい一日となります。 近づく第四月曜日 この日しかできないことの一つに、特集展示の入れ替えがあります。 中央図書館では、一

公共図書館児童担当の仕事と想い

図書館の仕事って、「本を貸すことでしょう」と思っている方いらっしゃいませんか? もちろんそれは図書館の大事な仕事の一つです。 でも、それだけじゃないんです。図書館の仕事は本当にたくさんあります。 私自身も図書館で仕事をするまでは知りませんでした。 そこで今回は、稲城市立中央図書館・児童担当の仕事の一部をご紹介します。 児童担当の仕事はおおまかにいうと、以下のようになります。 ・書架の整備(図書の収集・除籍、損傷本の修理など) ・おはなし会・講座・映画会などのイベント