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私の図書館しごと

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中の人の仕事について、各担当が思いの丈を綴ります。note限定公開中です!
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#図書館司書

公共図書館児童担当の仕事と想い

図書館の仕事って、「本を貸すことでしょう」と思っている方いらっしゃいませんか? もちろんそれは図書館の大事な仕事の一つです。 でも、それだけじゃないんです。図書館の仕事は本当にたくさんあります。 私自身も図書館で仕事をするまでは知りませんでした。 そこで今回は、稲城市立中央図書館・児童担当の仕事の一部をご紹介します。 児童担当の仕事はおおまかにいうと、以下のようになります。 ・書架の整備(図書の収集・除籍、損傷本の修理など) ・おはなし会・講座・映画会などのイベント

図書館のレファレンスとサークルと図書館報と

私が担当している仕事は下記の通りです。 ・レファレンス(利用者対応・事例の集計と報告・資料選定) ・いなぎ図書館だより「ひばり」の作成 ・英語多読サークル「いなぎ多読らぶ」の運営 ・イベントの企画・開催(シニア向け、子ども向けの図書館体験講座、大人向けの図書館利用講座、子ども向けの調べもの講座、読書会) 少し詳しくお話ししたいと思います。 レファレンス「レファレンスサービス」とは、『何らかの情報を求める利用者の質問(参考質問)に対して、回答の含まれる情報源を指示・提供す

光って見える?!

図書館員にとっての大事な業務の一つに「引き当て」と呼ばれるものがあります。予約された資料を書棚から探して、確保する業務です。一日に行うその回数は各館によって様々です。 図書館では、いろいろな本に予約が入ります。 よく借りられる本、あまり借りられない本などなど…。 特にあまり借りられない本では、新たな発見も多く、読んでみたいなと思うものやページ数が多い本などもあり、利用者の方々の興味の幅に感嘆させられることもよくあります。 図書館の資料には、日本十進分類法(NDC)をもと