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図書館喫茶「シュロスベルグ」にようこそ

こんにちは。稲城市立図書館です。

みなさんは、図書館の中にある喫茶・カフェを利用したことはありますか?

稲城市立図書館では、中央図書館に独自の喫茶コーナーがあります。その名を「喫茶シュロスベルグ」(Schlossberg)と言います。

この店名は、中央図書館が建っている公園「城山公園」から、ドイツ語の城(=Schloss)と山(=berg)を組み合わせた造語が由来です。

今では、図書館に喫茶やカフェがあって、図書館資料を読みながら軽食もいただけるといったところも珍しくありません。

中央図書館が開館したのは、今から14年前の2006年7月。当時はまだ、図書館に資料の持ち込みが可能な喫茶やカフェが併設されているところは多くありませんでした。

喫茶シュロスベルグは、開館当初から来館される方の「創造と交流の場」としての空間を目指して、今年で15年目をむかえました。今回は、この喫茶シュロスベルグについて、ここ数年の様子を中心にご紹介をしていきます。

1.営業日・営業時間

・営業日:原則、中央図書館開館日
・営業時間:10:00~19:00(18:30ラストオーダー)

2.基本メニュー

・コーヒー・紅茶・ジュースをはじめとした各種飲料
・軽食:カレー、スパゲッティーなど(ドリンクセットがお得)
・パン(持ち帰り可能)、デザート・ケーキ類など
◎10ポイントたまるとドリンク1品がサービスとなるドリンクポイントカードがあります

3.喫茶シュロスベルグ食レポ?

喫茶についてより多くの方に知っていただくために、図書館公式Twitter上で「喫茶シュロスベルグ食レポ?」と題して、喫茶メニューについてレポートをしてきました。現在までで50回以上行ってきました。定番メニューから限定メニューまでさまざまです。

たとえばこちら

これからもシュロスベルグがある限り、食レポ?が更新されていくでしょう。どうぞご覧ください。

4.特別メニュー

季節限定メニューや今までにない新メニューも続々登場するのが、シュロスベルグの楽しみのひとつでもあります。このあたりから、徐々に図書館喫茶らしさが垣間見えてきます。

たとえばこちら。ご利用される方を楽しませる様々な工夫がされています。

続いてこちら。あの名作にインスパイアされたメニューたちです。おまけが付いていたりします。

お子様だけでなく、大人の方々にも毎回好評です。
これからも、図書館ならではのインスパイア系?メニューに期待です。

5.「喫茶展示」と「喫茶お休み展示」

図書館の本を持ち込めることが売りでもあるため、店内でも特集展示を常設しております。「喫茶展示」と呼んでいます。こちらでは、くつろぎのひと時におすすめの本や、あの頃の純喫茶めいた、1970~1980年代の風景を思い出させるような本などを展示しています。

実は喫茶シュロスベルグ、新型コロナウィルスの影響もあり、今年の3月末から6月末までお休みをしておりました。特に、図書館が開館していながらもお休みしていた6月は、私たち図書館の中の人間にとっても、大変寂しい日々でありました。

そのため、この期間の図書館では「喫茶お休み展示」を行うことで、私たちの喫茶シュロスベルグへのオマージュと(?)再開を待ちわびる方々への少々の和みを、特集展示として形にしてみました。

6.図書館コラボ

図書館のイベントに関連したコラボ企画も行ったりします。

喫茶横にある中庭で野外上映会を開催した時のこと。映画鑑賞のお供になるようなコラボメニューが誕生しました。

ちなみこちらの「春のいちごパフェ」は、好評につきスピンオフメニューとしても登場しました。

中央図書館では、「図書館ガチャ」というイベントを行うことがあります。文字通り、図書館でガチャガチャができるというものです。こちらには「あたり」も入っていて、それが喫茶メニューのケーキセットだったりします。

7.主催イベント

今冬、初めて喫茶シュロスベルグの主催イベントが開催されました。「スペシャリティコーヒーのテイスティング会」と題し、店内で販売しているスペシャリティコーヒーの説明や美味しい淹れ方(ハンドドリップ)の体験講座となりました。

図書館なので、もちろん関連資料もご用意しましたよ。

以上、喫茶シュロスベルグについてご紹介しました。

これからも、喫茶シュロスベルグは図書館に来館される方々、だけでなく図書館の中の人間にとっても大切な憩いの場としてあり続けることでしょう。

もちろん、喫茶目当てでのご来館も大歓迎です!どうぞご利用ください。

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