スタッフおすすめ本『スーパー戦隊』
今回のおすすめ本は、『スーパー戦隊』です。
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書名:スーパー戦隊
監修: 東映株式会社,松井 大
編集・制作:学研図鑑編集室
出版社: 学研プラス
資料コード:612213671
請求記号:778.8/ス
学研の図鑑から、「スーパー戦隊」が出ると知ったときは驚きました。
特撮ヒーローを動植物と同じ装丁の分厚い図鑑にするとは…。
幼少期はよく見ましたし、今でも今のヒーローはどんなのかな?
と気になるくらいで、特撮ファンというほどではないのに
とにかく内容が気になります。写真なのかな?俳優さんがのるのかな?
と想像し、買うか図書館に入るのを待とうかと悶々とする日々。
結局発売日が私の誕生日ということに運命を感じ衝動のままに
すぐ購入してしまいました。
早速中を確認すると、想像と全然違う!しかも内容が濃すぎる!!
と衝撃を受けました。戦隊ごとの組織や、隊員、メカニック等情報が
細かくとにかく量が多い。しかも戦隊ごとの垣根を超えて、
近年のくらべる図鑑のような項目や年表まである。真面目に読みこむと
1戦隊の内容だけで結構疲れるレベルでした。
さらに、一部を除きほぼ写真ではなく絵で書かれており、
この図鑑のために全て描かれたと思うと愛を感じました。
そして、なにより驚いたのが世界観の徹底!
変身前の姿は出てくることがなく、ヒーロースーツでの紹介。
俳優は姿も名前も一切出ません。空想世界ではない、役者など
存在しないというスタンスに感服しました。
個人的なおすすめポイントは、ヒーローたちの個人経歴や特技などに
ツッコミどころが多い点。とても読んでいて面白かったです。
ぜひ、お読みの際には、細かい部分も読み流さず、
熟読していただきたい作品です。