スタッフコラム「我が家のふわふわ」
こんにちは。稲城市立図書館です。
図書館ホームページ上で図書館スタッフが不定期に更新している「iブラリブログ」。
今回も、図書館スタッフが自由なテーマで記事を書く「スタッフコラム」をお届けします。どうぞお楽しみください。
今回のスタッフコラムは、「我が家のふわふわ」です。
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ふわふわしていて、柔らかくて、一日のほとんどを寝ていて、目の中に入れても痛くないもの…
我が家にとって、それは「ネコ」です。
目の中に入れても痛くないものが3匹。
なんて幸せなことなんだと思い、毎日を過ごしています。
長男が我が家にやってきたのは6年前。
家にネコがいたら夢のようだな~と思いながらペットショップを見ていたら、ある男の子に目が釘付けになってしまったのです。
「この子!連れて帰る。」
と家族につぶやき、大笑いされたあの日。
運命的な出会いをしてしまったのでした。
(と、ネコ好きな人は同じことを言う。)
一つの命を迎えるので迷いもありましたが、どんな苦労もこの子と過ごす人生の方が楽しくて幸せに違いない!
とまで思ったのでした。
名前はクラウン。
大層な名前になってしまったものです。
実は長年、ネコを迎える日が来たら「コテツ」と名付けようと思っていました。
漫画『じゃりン子チエ』に小鉄という渋くて男前な性格のネコが登場するのです。
ところが、我が家にやって来たのは瞳がグリーンのチンチラゴールデン…
「小鉄」が馴染まない顔…。
クゥは呼ぶと「ホニャン」と返事をします。
「ニャー」という声は数回しか聞いたことが無く、これも一緒に暮らしてみて面白いな~と思ったことの一つです。
遊んで欲しい時はおもちゃを咥えて
「ホニャン、ホニャ~ン」とやって来ます。
夜はちょっとコワイです。
子どもの頃『ちいさなモモちゃん』を何度も読み返していました。
私も一人っ子でしたので、双子の靴下のタッタちゃんとタータちゃん、
そして黒猫のクー(プー)の存在が羨ましくて、
「まっくろくろのクー、くいしんぼうのクー!」
と頭の中で大きな声で読んでいたように思います。
家の中に自分と同じ小さな存在、相棒が欲しかったのかもしれません。
小学生の頃の夏休みは毎年一か月、父親の故郷の福島・会津で過ごしていました。
当時は7~8時間かけての電車旅。
トンネルを抜けるごとに景色が変わって、大きな山と会津鉄道線沿いに流れる大きな川にワクワクしながら通いました。
茅葺(かやぶき)屋根の駅舎と温泉が有名な良い所です。
田舎での食事はどれも美味しかったのですが、朝食がタマゴかけご飯だととても嬉しかったものです。
その卵はご近所の方から頂いていており、家を訪ねると中からニャ~~と大勢のネコもお出迎え。
私はそれも楽しくって仕方が無くて
「あのおばちゃんの家のタマゴが食べたい」
とおねだりをして、大人を困らせていたのを覚えています。
今、我が家には3匹のネコがいます。
下の2匹は兄弟です。
出会いのお話しはまたの機会に。
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