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『ひばり』2020年5月号 第167号より「nakanohito」

こんにちは。稲城市立図書館です。

今回は図書館の広報・いなぎ図書館だより『ひばり』で今年度から連載が始まった「nakanohito」をお届けします。

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【2020年5月号 第167号より】

新コーナー「nakanohito」第2弾です。

このコーナーでは私たち図書館の“中の人(ナカノヒト)”がオススメの本の紹介やコラム、エッセイをお届けします。

今日ご紹介するのは「ズッコケ三人組」です。那須正幹先生による児童文学の傑作で、1978年の第一作「それいけズッコケ三人組」から2004年の最終巻「ズッコケ三人組の卒業式」まで全50作のシリーズ作品です。

主人公のハチベエ・ハカセ・モーちゃんは小学六年生で仲良しの三人組です。

物語は運動会や文化祭、修学旅行などの学校行事で大活躍する話から、タイムスリップ、宇宙人との遭遇、怪盗との対決などSFやミステリー要素の強い作品まで様々です。

一話完結の物語なのでどの巻から読んでも楽しめます。(もちろん大人でも)

私が夢中になっていた当時はまだ完結しておらず、小学校から中学校へと環境が変わるなかで、いつの間にか読まなくなっていました。

時は流れて図書館で仕事をするようになった私は、返却されて戻ってきた「ズッコケ三人組」を見て、こみ上げる懐かしさを抑えられませんでした。そして感じた「シリーズは今も続いているのか」という疑問。

こうして私は「ズッコケ三人組の卒業式」と出会いました。

本の内容について多くを語るのはやめましょう。この本を読んで感じたのは自分が小学生だった頃を思う懐かしさと、自分はもう大人になってしまったのだというほんの少しの寂しさでした。

皆様も子どものころに読んだ思い出の絵本や物語を読み返してみてはいかがでしょうか?
新しい出会いや発見があるかもしれませんよ。

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