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『ひばり』2020年8月号 第170号より「nakanohito」

こんにちは。稲城市立図書館です。

今回は図書館の広報・いなぎ図書館だより『ひばり』で今年度から連載が始まった「nakanohito」をお届けします。

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このコーナーでは私たち図書館の“nakanohito(中の人)”がオススメ本の紹介やコラム、エッセイをお届けします。

突然ですが、“皆さんの図書館デビューは、いつですか?”

私の図書館デビューは、4・5歳の頃、近所に来てた移動図書館車でした。
当時、近所には図書館はありませんでしたが、移動図書館車が来ていたので、母が兄と私を連れて行ってくれました。
その後、近所の公民館に図書館の分館が出来て、週末になると父と兄と歩いて通っていました。

図書館バッグに、母が赤い毛糸で利用カードを括り付けてくれて。
〇十年経ちますが、図書館バッグの色や絵柄は今でも鮮明に覚えています。

当時、図書館のカウンターでは、ペン型のバーコードリーダーで本のバーコードをなぞって読み取っていました。
「いつか図書館のカウンターで、やってみたい…!」
私が図書館で働きたい!と思ったのは、その時が初めてだったと思います。漠然とですが。

図書館で働くようになってからは地元の図書館に行くことはなくなりましたが、結婚して子どもが生まれて、実家に帰った時に、久しぶりに地元の図書館へ行ってみました。
当時と変わらない、でも年季が入ったテーブルに本棚。テーブルと椅子、こんなに低かったっけ?

自分が子どもの頃に通った図書館に、自分の子どもと来て絵本を楽しむ。
なんて贅沢な時間…!とても感慨深いものがありました。といっても、その時は子どもの「読んで!」攻撃で次から次へと読んでいたので、後からじわじわと。

皆さんの図書館の思い出の一ページに、稲城市立図書館が入っていると嬉しいです。

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