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ブックコーティング時の下ごしらえで、表紙カバーのそでを斜めにカットしている音

稲城市立図書館
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図書館の「音」シリーズ、第11回の今回は「ブックコーティング時の下ごしらえで、カバーのそでを斜めにカットしている音」です。図書館の下ごしらえとは??

図書館の本で、透明のブックコーティングが施されているのを見たことはありますか?ほとんどの公共図書館では、所蔵する本にラミネートフィルムでコーティングをします。稲城市立図書館では、その作業(中の人は「装備」と呼んだりします)を専門のスタッフが手作業で行っています。

一口に装備と言っても、その工程は数多く、ブックコーティング前の作業、料理で言うところの下ごしらえにあたる作業がとても重要です。その中の一つが、今回の「カバーのそでを斜めにカット」なのです。

当館では、ブックコーティングは本にカバーをつけた状態で行うのがほとんどです。このフィルムは本の内側に巻き込んで張るため、カバーのそでの部分を斜めにカットしておくことで、コーティングがずれにくくなるのです。

今回の音を言葉で解説してみると、「見返し開いて~かど・かど!反対も~見返し~かど・かど!」。ラジオ体操のテンポに近いイメージです。(苦しいですが)

ちなみに、このラジオ体操のテンポでそでを切ることは、超高難度です。中の人ならこのリズムを刻むことの凄さ、きっとおわかりいただけるはず!!
※ある中の人にこの音を聞かせてみたところ、そのリズムの凄さに答えられませんでした…!(マニアック過ぎただけ!?)

みんなにも読んでほしいですか?

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