だれにとっても発見と安心がある図書館へ――稲城市立中央図書館開館15周年
2006(平成18)年7月1日、東京都南部に位置する稲城市の緑多き丘に、新たに中央図書館がオープンしました。それから早15年。今年2021(令和3)年7月1日、稲城市立中央図書館は開館15周年という節目を迎えます。
これまで多くの方々にご利用いただきました。その感謝の気持ちとこれからも末永くご利用いただきたいという想いから、さまざまな企画をご用意しております。このnoteでも、開館15周年記念事業の告知はもちろん、図書館の「中の人」の様子も合わせて紹介していきたいと思います。
なお、稲城市立図書館ホームページでは、中央図書館についての開館までの経緯から建設過程まで、専用ページにてまとめられております。当時のことを知りたい方や、懐かしみたい方もどうぞご覧ください↓
■中央図書館15周年記念事業の大まかな紹介
今回の記念事業では、以下の気持ちを核として掲げました。
この15年を振り返りたい
これまでのご利用に感謝したい
ここから新たにご利用いただきたい
これからにつなげたい
15周年というと、古すぎず新しすぎずという、図書館としても中堅どころに差し掛かったばかりの年数かと思います。とはいえ15年という月日は、人でもそれなりの歴史が生まれる期間です。
利用されてきた方々の中には、開館当時は親御さんに連れられて児童コーナーに来ていたという方、この間に借りられた本やCD・DVDの数は、数千いや万!という方もいらっしゃるかと思います。私たち「中の人」にとっても、15年という月日の中で時代や街の変化を感じながら、いつも図書館のあり方を模索してきたといえます。
今回の事業については、図書館ホームページにて特設ページをご用意しました。随時更新中です↓
■中の人による、4つの新たな班編成
以上を踏まえて、私たち中の人は、新たに4つのグループを構成してこの15周年記念事業を進めていくこととしました。
・イベント班(15周年の柱となる記念企画の立ち上げ)
・ノベルティ班(記念グッズを作成し日頃の感謝を形にする)
・貸出促進班(15周年にふさわしい特集展示の展開)
・プレス班(15周年のすべてを記録し後世に残す)
普段の担当とは別のグループとして結集したそれぞれの班が、今後どのように15周年を盛り上げていくのか。その企画の告知はもちろん、中の人の様子も都度ご紹介していきたいと思います。
・「プレス班」による広報活動
・「貸出促進班」による特集展示
■だれにとっても発見と安心がある場所をめざして
この15年を節目に、これからも稲城市立中央図書館は、ご利用されるどなたにとっても新たな発見のある図書館でありたいと思っています。それだけではなく、お探しの情報を得られる図書館、近隣の図書館の中の最後の駆け込み寺的図書館でもありたい。ここがあってよかったと思っていただける図書館、それらを総合したふらりと立ち寄れる場所、そんな「居場所としての図書館」でありたいと思っています。
これまで何回もご利用いただいている方も、まだご利用されたことのない方も、この機会にぜひ稲城市立中央図書館を覗いていただければ幸いです!