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図書館のこと

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#私の仕事

図書館のレファレンスとサークルと図書館報と

図書館のレファレンスとサークルと図書館報と

私が担当している仕事は下記の通りです。

・レファレンス(利用者対応・事例の集計と報告・資料選定)
・いなぎ図書館だより「ひばり」の作成
・英語多読サークル「いなぎ多読らぶ」の運営
・イベントの企画・開催(シニア向け、子ども向けの図書館体験講座、大人向けの図書館利用講座、子ども向けの調べもの講座、読書会)

少し詳しくお話ししたいと思います。

レファレンス「レファレンスサービス」とは、『何らかの

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図書館の「音」(ASMR)です。第14回の今回は「傷ついたDVDを研磨して復活させるための第1工程から第2工程までの音」です。復活?そもそも図書館にDVDがあるの!?

稲城市立図書館は、CDやDVD、VHSといった視聴覚資料も充実しています。
市内では、中央図書館とiプラザ図書館で所蔵しております。特にDVDは、都内の公共図書館の中では上位を誇るほどの所蔵数です。

実はこのDVDやCD、とても

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公共図書館児童担当の仕事と想い

公共図書館児童担当の仕事と想い

図書館の仕事って、「本を貸すことでしょう」と思っている方いらっしゃいませんか?

もちろんそれは図書館の大事な仕事の一つです。
でも、それだけじゃないんです。図書館の仕事は本当にたくさんあります。

私自身も図書館で仕事をするまでは知りませんでした。
そこで今回は、稲城市立中央図書館・児童担当の仕事の一部をご紹介します。

児童担当の仕事はおおまかにいうと、以下のようになります。

・書架の整備(

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図書館の「音」(ASMR)をどうぞ。第13回の今回は「相互貸借資料をご提供する準備で、点検済印を12冊分押している音」です。相互貸借?こんな四字熟語、習ったことない??

東京都内公共図書館間では、お互いに資料の貸し借りを行うことで図書館サービスの補完を図っています。このサービスを、おもに「相互貸借(そうごたいしゃく)」や「協力貸出」などと呼びます。

東京都立図書館がその取りまとめを行っていて、

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展示、されど展示

展示、されど展示

稲城市には6つの図書館があり、そのうち私が勤務している稲城市立中央図書館の休館日は、毎月第四月曜日(第四月曜日が祝日の時は翌日の火曜日)の一日のみです。

この休館日こそ、「お休み」とは程遠く、日ごろ交代勤務を行っているスタッフが一堂に会する日であり、ご来館者がない日しかできないことをするべく、朝から時間刻みのスケジュールが組まれる、ひと月で一番慌ただしい一日となります。

近づく第四月曜日
この

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憧れの企画

憧れの企画

わたしの仕事は資料の発注や予算管理、業者対応、シフトなど人員や消耗品の在庫管理などが主としたものです。本来ならば、イベントなどを企画することはない立場なのですが、憧れの企画があり、やらせてもらっているものがあります。

それは、野外上映会です。

コロナ禍の今、巷ではキャンプが流行っていると聞きます。わたしも大いに賛同します。

キャンプはしませんが、よくピクニックをします。芝生のある公園でレジャ

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図書館にあふれる「音」を再生してみたら、図書館の中までくっきり見えてくる

図書館にあふれる「音」を再生してみたら、図書館の中までくっきり見えてくる

図書館は静かな場所。

きっとそう思われる方が多いことでしょう。

確かに、うるさいということはありません。それでも、様々な本や資料があり、機器があり…。よく考えれば(耳をすませば?)、実は公立図書館には音があふれています。

そんな、図書館の「音」をこれまで10回にわたりご紹介してきました。今回はこの「音」について、改めて振り返ってみます。

【図書館の「音」(ASMR)】はこちらから一気聴き↓

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