稲城市立図書館note【公式】
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返却漏れがないように、バーコードリーダーで二回目の返却処理をしている音
図書館の「音」をお届けします。 図書館流「ASMR」(Autonomous Sensory Meridian Response)はいかがでしょうか。 第六回の今回は、「返却漏れがないようにバーコードリーダーで二回目の返却処理をしている音(通称・二度読み)」です。 稲城市立図書館では、貸出や返却手続きをICタグで読み込むことで完了できるシステムです。 しかしながら、最新システムに頼りすぎて、処理漏れがあってはいけません。特に返却処理の場合、読み落とし防止策として、今度は端末備え付けのバーコードリーダーで二度目の返却処理をしています。その時の音です。 中の人は「二度読み」などと呼んだりしています。場合によっては「三度読み」をすることもあります。図書館の仕事はとにかく慎重に慎重を重ねる。確認に次ぐ確認なのです! 今回は9冊処理をしている際の音です。 週末など繁忙時は、返却資料でカウンターが山のようになってしまいます。少しでも早くそして確実にさばいていく。もちろん笑顔を絶やさずに、しかし動きは早く!この音は、実はそんなカウンターでの壮絶さを表しているのです。 (いつもそんなことはありません!基本、とても和やかです!)
地下自動書庫からくみ上げた本を2冊ピックアップした時の音
図書館の「音」をお届けします。 図書館流「ASMR」(Autonomous Sensory Meridian Response)はいかがでしょうか。 第五回の今回は、「地下自動書庫からくみ上げた本を2冊ピックアップした時の音」です。地下でロボットが運んだ本を地上で処理する音です。 前回もご案内しましたが、中央図書館には、地下に書庫があります。こちらは自動化された書庫となっております。地下にいるロボット氏が運んできたコンテナが、フリーフォールのようなカゴで地上に上がった後、出庫口で中の人が処理を行います。 こちらは、専用のシステムで管理されていて、専用端末で「所定の資料を取り出しましたよ」という手続きを済ませ、その後、今来たコンテナを地下へ送り出します。 <出庫口に運ばれたコンテナから資料を取り出す→システムで手続する→コンテナにさよならする> この一連の作業の音です。今回は、手続きが滞りなく完了したバージョンをお送りしますが、取り出す資料を間違えたり、規定外の高さの資料を入れたりすると、自動書庫からすごく怒られます…。 とても想像力を必要とする音ですみません。見たことない方にもどこまで楽しんでいただけるか、不安になってきました…。 もしご興味ある方がおりましたら、自動書庫の動画も上げてみます。コメントお待ちしております…!
地下の自動書庫で、ロボットが懸命に本を運んでいる音
図書館の「音」をお届けします。 図書館流「ASMR」(Autonomous Sensory Meridian Response)はいかがでしょうか。 第四回は、「地下自動書庫で、ロボットが懸命に本を運んでいる音」です。図書館の地下にロボットがいる?? 中央図書館には、地下に書庫があります。こちらは自動化された書庫となっており、中の人が出納しているのではなく、ロボットが行っています。 この様子は、中央図書館の見学コースでは鉄板と言えるほど、毎度喜ばれるものでもあります。 こちらは、専用のシステムで管理されていて、館内の端末から出庫依頼を出すと地下の書庫が動き出します。一冊ずつ運ぶわけではなく、コンテナごとに資料が入っていて、それをロボット氏が運んで、地上にある図書館出庫口に引き上げます。 このロボット氏の主力はベルトコンベアです。「カタカタ」という音は、ロボット氏が書庫と出庫口を往来している音です。合間に聞こえる「グォーン」という音は、ロボット氏が運んできたコンテナが、フリーフォールのようなカゴで地上に上がっていく音です。 今日も地下では、カタカタとロボット氏が懸命に本を運んでくれているのでした。見学ご希望の方はお問い合わせください!