稲城市立図書館note【公式】
スタッフコラム・おすすめ資料
図書館ホームページ上で図書館スタッフが不定期に更新している「iブラリブログ」、図書館報「ひばり」に掲載しているコラム「nakanohito」など、スタッフが書いた記事を集めました。 「iブラリブログ」では、スタッフが自由に書いた「スタッフコラム」と、おすすめの本やCD・DVDを紹介する「おすすめ資料」の2コーナーがあります。
毎夜聞こえるパンこねの音?ではなく、あなたの手に取られるのを待っている本たちを輝かせる書架整理の音
ごぶさたしております、図書館の「音」(ASMR=Autonomous Sensory Meridian Response)をどうぞ! 第21回目は「毎夜聞こえるパンこねの音?ではなく、あなたの手に取られるのを待っている本たちを輝かせる書架整理の音」をお届けします。 図書館の一日を終える音です。 午後8時過ぎ、利用者の皆さんが帰られると、小刻みに響きます。 パンパン パンパン…! ちょうどおなかも空く時間。 リズミカルにパンをこねる音にも聞こえて、「今日は何パンですか~?」などと冗談を言いながら、明日の開館のために書架を整えます。 程よい力加減で図書の背を優しくたたきます。 書架の本たちが少し揺れる程度に自立させます。 きつすぎてもいけません。 この音は決して皆が出せるわけではありません。 熟練した技術?のなせる業です。 パンパンパン… 実はこの書架整理。 単に書架を整理するだけでなく、たくさんの本と出会える奥深い時間です。 何度も見てきた書架ですが、こうして背に手を触れながらめぐっていくと 「なんだかこの本楽しそう、こんな本があったのか!なんだか気になる…」と発見が止まりません。 探そうとせず漫然と書架をめぐると、自分の興味が湧きたつ出会いがあったりするのでおすすめです。 今日も閉館後にパンパンと、 図書館の小人たちがあなたの手に取られるよう本たちを輝かせています。 お楽しみください~
図書館の朝!新刊図書納品時、荷ほどきをしている音
ごぶさたしております、図書館の「音」(ASMR=Autonomous Sensory Meridian Response)をどうぞ! 第20回の今回は「図書館の朝!新刊図書納品時、荷ほどきをしている音」です。図書館のバックヤードにて、一日の始まりを告げる音たちです。 第10回で「新刊図書納品時、紙の緩衝材を伸ばしたり整理している音」をお届けしました。今回はそのロングバージョンです。 以前もお伝えしたとおり、稲城市立図書館では、市内全6館で発注した図書や見計らい(中の人が実際の本を手に取り選書すること)用の新着図書が中央図書館に一斉に納品されます。その日まず担当者が行うのは、朝一で到着した図書の開梱・仕分けです。 作業はだいたい以下の段取りで進んでおります。 ①ハサミでPPバンドを切る ②箱のテープを剥がす ③中を開け、緩衝材を取る ④新刊本を取り出し整理する お聞きいただくとわかるように、この作業では 「切る」「剥がす」「開ける」「取る」「置く」など、豊富なラインナップで 図書館ASMRファン(?)には大変満足いただける内容となっております。 この音たちを聞いて、毎日のさわやかな朝にお役立てください。
いつもの夏となった、中央図書館界隈の音
図書館の「音」(ASMR)をどうぞ!第19回の今回は「いつもの夏となった、中央図書館前の音」です。今回は、図書館の外に出てみました。 東京オリンピック・ロードレース(7月24日・25日開催)のコースとなった、中央図書館前の道路。やはり世界の名だたる選手たちが日常の風景に勢ぞろいした様は、通り過ぎるまでのそのわずかな時間でありながらも、私たち図書館の中の人にとっても忘れられないものとなりました。この坂道を「図書館坂」と呼び始めた方もいるとかいないとか。 そして、その光景はすぐに終わり(本当にすぐ終わった!)、すっかりいつもの風景となった図書館前。 中央図書館はこの7月1日で開館15周年。15回も夏を迎えたわけですが、1回目の夏もそれはそれは暑かったのです。1回目の夏の頃、まさかこの道でオリンピックが行われるとは、なかなか想像できなかったことでしょう。 非日常の一瞬が過ぎ、どこか物悲しい方もあるかもしれませんが、またいつもの夏のように、中央図書館界隈ではセミが大合唱し、森が葉音を鳴らし、車が通り過ぎます。今回はそんな何気ない稲城の音です。 現在、稲城市立図書館全館は7月26日~29日までの特別休館となっておりますが、また開館後も続く夏の一コマとして、図書館をご利用ください。 夏とはいえ台風などもあり、いつも晴れているわけではありませんが、そんな時こそ、この「いつもの夏の音」で思いを馳せてみるのはいかがでしょう。ご利用ください~。
本から見つけた好きな一節を手書きしてみた時の、半紙にこすれる筆ペンの音
図書館の「音」(ASMR)をどうぞ!第18回の今回は「図書館にある本で見つけた好きな一節を筆ペンで半紙に手書きしている時の音」です。今回は異色?これはぜひイヤホンなどでお聞きください。くすぐられます。 本を読んでいると、「この言い回し好きだわあ」などと、お気に入りの一節に出会うことはありませんか?そんな瞬間をご自身で手書きしてみたことはありませんか?いわゆる「写経」のような、そんな体験をしてみようというイベントを企画してみました。 3月14日(日)10時より開催します。図書館に来館して参加される方はもちろん、オンラインでの参加も募っており、世界同時開催です! なお今回は、まど・みちおさんの「さくらの はなびら」という詩を、筆ペンで半紙に手書きしている時の音です。ぜひイヤホンやヘッドホンで聞いてみてください。非常にくすぐられて、不思議と自分でも書きたくなってきますよ。この、半紙にこすれる筆ペンの音…!! まだ参加を受け付けております。 腕に自信のない方だって関係ありません。お気に入りの一節を自分の手で書いてみると、意外な発見と結構な充実感が味わえます。初めての方も全世界から参加できますのでぜひどうぞ。最後はみんなで感想を言い合って楽しみましょう。 お申込み・詳細は、図書館ホームページよりご確認ください。 https://bit.ly/3eysYoO ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「図書館本で写経?」 ◆日時・場所 ・日時:令和3年3月14日(日)午前10時~(開場:午前9時30分) ・場所:稲城市立中央図書館グループ学習室 またはご自宅からオンライン参加(Zoom) ◆イベント内容: 図書館にある本(小説や詩・短歌など)から、 気に入った一文を各自で選び、毛筆や筆ペンなどで実際に書いてみます。 書いた後、みなさんで感想を言い合う時間もご用意します。 ◆問い合わせ: 稲城市立中央図書館 電話:042-378-7111 Eメール:inagilib@library.inagi.tokyo.jp ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
利用案内ゲーム「おいでよ稲城市立図書館」
2022年7月28日、利用案内RPG「おいでよ稲城市立図書館」が誕生しました。 司書スタッフが企画し製作しました。ゲーム内ではイベント情報やこぼれ話なども盛り込まれています。製作エピソードや日々の発信をまとめています。
未来へつながるイベント!小川こころ氏講義+文章ワーク「文章が変われば世界が変わる!相手を本気にさせる文章教室」 ――中央図書館開館15周年企画⑧
稲城市立中央図書館開館15周年企画「イベント班」の最後の取り組み、 2022年3月21日(月)開催のYA向けイベント「文章が変われば世界が変わる! 相手を本気にさせる文章教室」の様子をお伝えします。 これまで企画したイベント、そして 私たちイベント班は、コロナ禍でも利用者の皆様に参加していただける企画を!と考えてイベントを開催してきました。 ・募集&展示企画「教えてください!私のいち推し」 【中央図書館開館15周年】#中央図書館#教えてください私のいち推し#稲城市立中
司書が司書に取材した⑫ ~貸出促進班の14個目の展示は時代を切り取ったノンフィクション受賞作品――中央図書館開館15周年企画の裏側
2021年度の開館15周年記念事業の中で生まれた4つの班の一つ「貸出促進班」は、本当にさまざまな展示やイベントを展開してきました。 その夫々の切り口の楽しさや斬新さに、利用者の方もスタッフも息を飲んできました。…いちご狩り展示に始まり、15㎝チャレンジ、1500gチャレンジ、よむよむ島展示、キノコ狩り展示、Trick or Book、覆面展示、おみくじ展示、行ったつもり!?展示、貸出ベスト100、展示案内板作成、ベストセラー展示、C(コンピューター)棚展示。 そしていよい